機械院試振り返り
阪大機械院試2023に受かった．受かったは良いものの反省点が多々有ったので，自身の振り返りがてら，やったことや所感などを述べていこうと思った次第である．
1.最初に
院試受けるぜ～となって，大体どんなもんかねと院試ブログで検索をかけると，なんか半年，下手すると一年前くらいからきっちり対策して受かるべくして受かってる感じの人ばっかだった．当方カスなので院試面倒くせ～，やべ～と言いつつ直前まで殆ど手を付けずにだらだらしていたが，怠けて受かったサンプルが観測範囲内に無く不安になったものである．そのいちサンプルとして，また中学生の"俺勉強全くしなかったのにテスト〇〇点だった～"をやるためにブログを書いている．
前提として私は内部生で，専攻，なんなら志望研究室もB4と同じであったため，非常にやりやすい環境下であった．
2.院試までにやったこと
院試は力学が8/22，数学が8/23に実施され，8/25に面接が有った．なるべく時系列順に列挙していく．
一番最初には2月くらいに「機械系大学院への四力・制御問題精選」を買いに行った．機械院試のバイブルみたいなもので，四力と制御のいろんな学校の院試の過去問が30問ずつ解説とセットで載っている．いい感じに網羅されてるのでやっておいて損はない気がする．ちゃんと手を付け始めたのは院試1ヶ月半前．バカ．
4/23と5/21，TOEIC受けに行った．英弱にはTOEFLが要らない良心設計で有り難い．対策は前日にTOEIC何日完成！みたいな本解いた．当然爆死したし，4/23の方がマシな点数だった．
TOEIC受けたあとはしばらく研究の下地っぽいことをやっていて，院試勉強には目を瞑っていた．面倒なので仕方ないね．
院試1ヶ月半前，なんか一瞬院試やるぜ！！！の気持ちになって院試勉強に手を付けた．ノートの表紙に”院試 ～not incident～”って書いてあってやかましい．機力と制御は前述の力学の問題集を3割くらいやった．材力はB2で使った教科書に例題が豊富だったのでそれを使った．熱力と流体はノータッチ．
数学は「詳解大学院への数学 理工学系入試問題集」を借りた．解答の誤植が多いことに目を瞑れば，非常にいい難易度の問題集な気がする．線形代数と微分方程式を触った．
過去問5年分を事務から借りて刷った．結局面倒になって1年分の数学と機力の半分しか解かなかった．
院試1ヶ月前～１週間前くらい，布団でごろごろしていた．余裕ぶっていたのではなく，メンタルが結構キツかった．院試はここしか受けず，就活のしの字も用意がなかったので，落ちたら大体院試浪人である．そうならないようにひたすら勉強すれば良いのだが，メンタルの回復にひたすら睡眠していた．焦燥感は最高のスパイスなので，冷や汗かきながらゲームしたりしていた．たま～に勉強．ここ反面教師ポイント，非常に不健全故に．
院試3日前にそろそろ堪忍するかと熱力を始めた．流体は専門なので大体いけるだろと思い，院試前日に始めた．睡眠リズムが駄目で，16時寝0時起床とかだった．
3.院試当日
院試一日目，結局この睡眠周期のまま院試に突っ込んだ．寝過ごしのリスクが無いのは良かったし，院試が始まるまでに一夜漬けができる．数々の期末試験を一夜漬けで乗り越えてきた(たまにポロリ)カス大学生の私なので恐らく収支プラスにはなったが，試験中ずっと眠くて辛かった．一日目終了後帰宅してすぐに寝，二日目の数学に向けて一夜漬け2をした．
院試二日目，数学のみなので気は楽だった．
一日空いて院試三日目，面接は内部故に比較的早く終わった気がする．面接っぽい面接だった．
4.結果
受かった．倍率は1.4弱くらい，知らんけど
5.反省点
1.TOEIC受けるのが遅かった
TOEICの結果を事前に提出するのだが，これが2年前のものから使えた気がする(気のせいかも)．早々に院試勉強のみに集中できた方が良いので，面倒がらずに早めに受けておくべき．"院試受かるために必要なTOEICの点数！"とか調べたら出てきて英弱の不安を煽るが，うちに関しては恐らく結構圧縮されるのでそこそこで切り上げて良いかも．
2.必須の再履修
5セメに落とした必須をこの時期に回収しなくてはならず，若干の精神的な負担だった．院試関係なしに必須は落とさない方が良い．
3.院試徹夜
一夜漬けをしなくても済むくらいには事前に勉強を済ましておいた方が良い．試験中に眠いのが致命傷になる場合がある．実際これでそこそこ失点した気がする．計算が遅くて時間足りなくなったり．
4.メンタル
何らかの健全な即効性のメンタル回復手段を持っておいた方が良い．私の場合は院試5日前くらいに焦燥感が陰鬱を上回った為に何とか復帰したが，明らかに失敗例なので．
6.総括
書いてて何故受かったのかわからない．まあ入試，運ゲーがちなので．みなさんは実力の若林な院試ライフを．
